Power Automate Desktop((PAD)で日付から曜日を取得する方法について解説します。
変数の設定
曜日を求めたい日付を変数に格納します。
現在日付の曜日を求めたい場合
現在日付の曜日を取得したい場合は、まず「現在の日時を取得」アクションを追加します。
次に、Datetime型のままでは変換がうまくできないため、「datetimeをテキストに変換」アクションで yyyy/MM/dd のテキストに変換します。
以降で、VBScriptを使って曜日を取得するのですが、その際にテキスト型であっても “(ダブルクォーテーション)がついていないと正しく処理できないので、以下のアクションを追加します。
フローは以下のようになります。
曜日の取得
曜日の取得には、VBScriptを使います。
赤枠部分にスクリプトを追加します。
input = %NewVar% ' 変数の値
dateInput = CDate(input)
out = "" ' 出力文字列を初期化
num = Weekday(input)
out = WeekdayName(num)
' 結果を出力
WScript.StdOut.Write(out)
input = %NewVar% ‘ 変数の値 の部分は、本日日付の場合は%FormattedDatetime% という変数が作られているかと思うので、それを設定してください。
取得結果をメッセージで表示
取得結果をメッセージで表示します。
今日は %NewVar% %VBScriptOutput% です。
本フローを実行すると、以下のようなメッセージボックスが表示されます。
現在日付の場合、ダブルクォーテーションがついたままになってしまいます。
これを除去するには、「テキストを置換する」アクションを使います。
ちょっと面倒な方法なのですが、他にいい方法が浮かびませんでした。もっとスマートな方法があればご教示いただきたいです。
まとめ
今回は、Power Automate Desktop((PAD)で日付から曜日を取得する方法について解説しました。
当ブログでは、Power Automate、Power Automate Desktopに関する記事を他にも投稿しています。もし、「このようなことが知りたい」「こんなフローの作り方が知りたい」等ございましたら、問い合わせやコメントからお気軽にご連絡ください。
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