エンジニアのみなさんは、技術書を買ったり読んだりする機会が多いと思います。
- 体系的にしっかり学んでおきたい
- 社内の勉強会で課題図書になったので読んでおかないと・・・!
- 資格試験の勉強に
など、色んな理由があるかと思います。ネットで探せば情報が見つかる場合もあるけど、一冊手元に置いておきたいこともありますよね。
ただ、
技術書って高い・・・!
分厚い・・・!
重い・・・!!!
「今日はお買い物して帰ろう♪」なんて時も、カバンに漬物石レベルの書籍が入ってると萎えるんですよ・・・。そこで、私が実際にKindle Unlimitedを使ってみて便利だなと思った点や、技術書のラインナップ、お得に契約するコツなどを紹介したいと思います。
Kindle Unlimitedとはどんなサービスか?
Kindle Unlimitedは、本のサブスクサービスです。月額980円で雑誌・漫画・書籍等が読み放題です。新刊や話題の書籍も豊富に揃っており、例えばビジネス本なら普通に買うと1,000円はしますので数冊読めば元が取れる仕組みとなっています。
Kindle Unlimitedの料金体系
Kindle Unlimitedの料金プランは、月額980円のコースのみです。
初回限定で30日間無料キャンペーン
Kindle Unlimitedでは、初回に限り30日間無料キャンペーンを実施しています。迷っている場合は一度こちらの無料お試しで使用感を試してみると良いでしょう。
不定期で2ヶ月または3ヶ月無料キャンペーン
不定期で月額99円キャンペーンも開催しています。こちらは、プライムデーやブラックフライデー等のセールにあわせて開催されることが多いです。1〜2ヶ月に一回程度開催しています。
一度キャンペーンに参加した人でも、過去12ヶ月以内にKindle Unlimitedに加入していない場合は再登録が可能です。
つまり、通常なら1年間11,760円のところを、2,940円引きの8,820円で済ませることができるということです。
無料体験の申し込み方法
以下のリンクを開き、サインイン後に会員登録を確定すれば登録することができます。
無料体験終了後、登録を解除したい場合はリマインダーを設定しておくことをおすすめします。
(無料期間が終了して自動課金されるのを防ぐため)
Kindle Unlimitedのメリット
Kindle Unlimitedを使ってみて、ここは良かったという点を以下にまとめます。
200万冊以上の豊富なラインナップ
Kindle Unlimitedでは、漫画や小説、ビジネス書、雑誌、洋書など200万冊を超える書籍があります。新作や話題の本も多く、技術書や専門書に関しても種類豊富に揃っています。
最近では、ChatGPT関連の本が公開されたのがかなり早かったのが印象的でした。
技術本のラインナップについては、具体的なタイトルを後述します。
検索機能がとても便利
Kindle Unlimitedには、本の内容を検索できる機能があります。これがとても便利で、調べたいワードを入れて検索すると、その単語を含む箇所が一覧で表示されます。電子書籍ならではの便利な機能だなと感じます。
複数端末で使える
Kindle Unlimitedは、複数端末からアクセスすることができます。
私自身も、iPad、iPhone、PC、Kindle端末からアクセスして、移動中はiPhoneでビジネス書を読み、仕事中はタブレットで技術書を参照し、寝る前はKindle端末で小説や漫画を読んでいます。
すぐ読めて隙間時間を有効活用できる
通勤、通学の途中や、外出・出張などの移動中にサッとスマホを取り出して読むことができます。混雑している電車では大きな技術書は広げられないけど、スマホなら手軽に見ることができて便利。
病院の待合室だったり、混んでいるレジの待ち時間など、隙間時間を有効活用できます。
漬物石をカバンに入れてる感覚から解放されるッ!!!
技術書ってとにかく嵩張るし重いですよね。ちょっと早く帰れそうだから寄り道しようにも、カバンが重すぎる。電子書籍ならその重さから解放できます。
これはKindle Unlimitedを使う大きなメリットだと思います。
お財布にやさしい
技術書や専門書は3000円〜数万円します。メルカリなどで買おうにも、そもそも売ってなかったりそんなに安くなかったりします。月額980円で多数の技術書に触れることができるのは、エンジニアにとってとても有益なサービスなのではないかと思います。
Kindle Unlimitedのデメリット
Kindle Unlimitedのメリットについて紹介しましたが、もちろんデメリットもあります。
個人的な感想も多いですが、スマホをメインで使っている人は共感できるポイントもあるかと思います。
月額だから、と読み飛ばしてしまいがち
サブスクの良いところでもあり、悪いところでもあると思うんですけど、「どうせ月額だしなぁ・・・」と読み飛ばしてしまうことがあります。高いお金を出して買った技術書って、なんか愛着がわいて、よし!頑張ろう!と奮起するんですけど、サブスクだとそこまでの熱意が入らないというか。。
技術書を読むにはスマホだと小さいことも
技術書・専門書はA5、B5が多いですが、スマホで読むには小さいことがあります。例えばオライリーの本なんかはスマホじゃ小さいので少なくともiPad miniくらいは欲しいところです。
とはいえ、文字サイズはアプリ内で調整できるので、スマホでも読めるには読めます。
スマホだと他のアプリを触ってしまう
スマホだと通知が来たり、他のアプリを触ってしまったりして集中できないことがあります。これに関してはどうしようもないです。というか、多分紙の本を読んでいても集中力が途切れているときはスマホをいじってしまうので、自分の集中力の問題ですね・・・。
Kindle端末なら集中できる
スマホだと集中できないという問題は、Kindle端末で解決できます。Kindle端末は、スマホやパソコンのようにブルーライトが出ない電子ペーパーディスプレイなので寝る前の読書にも適しています。また、電池持ちが良く、長く持っていても疲れない形状で長時間の読書も苦になりません。
技術書・専門書のおすすめラインナップ
ここからは、技術書・専門書のおすすめ書籍を紹介します。
雑誌系
Kindle Unlimitedでは、技術系の雑誌も公開されています。他にもMac Fan、Mr.PCなどの雑誌を読むことができます。
クラウド系
AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書
最近よく聞く「AWS」ってなに?という方におすすめの一冊です。図表が多く、視覚的に理解をすることができます。AWS関連の資格試験の受験を考えている方は一度読んでおくと理解が深まるかと思います。
当ブログでも「AWSとは何か?」について、初心者の方でも理解できるよう解説していますので合わせてご覧いただけると幸いです。
Azure定番システム設計・実装・運用ガイド
Azureの基本・特徴から、移行について、様々な手法の中からどれを選択すれば良いのかを実例を交えて解説しています。Azureサポートチームが、日々送られてくる問い合わせをもとに執筆した書籍であり、具体的で濃い内容となっています。
AI系
先読み!IT×ビジネス講座 ChatGPT
ChatGPTについて、初心者の方でも分かるように解説されている一冊です。対話形式で話が進んでいくので、読み物感覚で学べます。ボリュームも多くないのでChatGPTの概要をおさえたい方におすすめです。
ChatGPT 120%活用術
ChatGPTを活用する方法が具体的に載っています。ブログの作成、マーケティングリサーチ、文章の校正、Excelの関数生成・修正など、仕事においてもプライベートにおいても役に立ちそうなアイディアが紹介されています。基本は理解できていて、もっとChatGPTを活用したいという方におすすめです。
プログラミング系
リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
プログラマが読んだら「当たり前だろ!」と思う内容です。でも、他者にとって読みやすいコードってどんなもの?と言われて、なんとなくイメージできても具体的に挙げるとなるとパッと出てこないもの。それがここに集約されているかんじです。
チームで一度読んでおくと、統一感・可読性のある修正しやすいコードになり生産性向上にもつながるはずです。
詳解! Google Apps Script完全入門 [第3版]
当ブログでもちょくちょく取り上げているGoogle Apps Script(GAS)の入門書です。GASはPythonやJavaのように環境構築が不要で、インターネット環境さえあれば動きます。GoogleスプレッドシートやGmail等のサービスとの連携が可能で、作業効率化・自動化におすすめのプログラミング言語です。
GASの操作方法から、構文の使い方、Googleサービスとの連携方法まで詳しく説明されています。
プロフェッショナルPython ソフトウェアデザインの原則と実践
プロフェッショナルシリーズのPython版です。入門書を一冊読み終わった方におすすめの本です。かなり内容が細かくて、ポップなイラストとかはなくしっかり読み込む系の内容です。疎結合、拡張性、カプセル化などPythonそのものを理解するのに役立つ一冊です。
資格試験
応用情報技術者 午前 一問一答問題集 2023年度版
問題1ページ、解説1ページのシンプルな構成で隙間時間の勉強にちょうどいいです。このシリーズは過去分もKindle Unlimitedで公開されています。情報処理試験の午前対策に。
2週間でJava SE Bronzeの基礎が学べる本
Java Bronzeは、オラクルのJava資格で一番優しい試験です。Javaはスマホアプリや金融など様々な業界で使われており、資格として持っておくと就職・転職の際に役立ちます。私も新人の頃Java Silverを取りました。実際の試験はPCで行うので、テキストと問題集を使ってプログラミングしながら勉強するのがおすすめです。
まとめ
今回は、Kindle Unlimitedのメリット・デメリット、おすすめの書籍などについて解説しました。
技術書や専門書をいつでもどこでも手軽に読むことができ、最新の技術を学んだり、資格試験の勉強にも活かすことができるので、エンジニアの方にはぜひおすすめしたいサービスです。年に数回のセールのタイミングで契約すれば年額3000円程度お得に利用できるので、プライムデーやブラックフライデーなどの際はチェックしてみてください。
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