LINEヤフーは、自分の顔写真から自分に似たキャラクターの画像を生成することができる「AIトゥーン」を発表しました。
すでにスマホ版LINEから利用可能となっています(iPadやPCでは利用不可)。
「AIトゥーン」とは？
LINEには「プロフィールスタジオ」という、画像生成AIサービスがあります。
LINE公式サイトの説明は以下の通りです。
プロフィールスタジオの画像生成AIサービスとは？
引用：https://help.line.me/line/?contentId=20024966&lang=ja
プロフィールスタジオではAIを利用し、自分が選択した写真を元に自動で画像を生成する有料サービスを提供しています。
※本機能はLINEの最新版で利用できます（最新版にアップデート）
※iPadでは利用できません
「LINEプロフィールスタジオ」には、写真から自分そっくりの画像を生成する「LINEセルフィー」、写真スタジオで撮影したかのようなクオリティの画像を生成する「AIポートレート」など、自分の写真をもとに画像を生成するサービスが既に数種類存在します。
そこに新たに登場したのが、「AIトゥーン」です。「トゥーン」というのは、おそらくcatoon（まんが）の略の「toon」が元となっていると思われます。名前のとおり、自分の写真をキャラクターっぽい画像にしてくれるサービスです。
AIトゥーンは有料。コインが必要
「AIトゥーン」は有料です。無料では使うことはできません。以下の2種類のプランがあります。
スタンダードパッケージ
- 160 LINEコイン
- 24時間で50枚の画像を生成
エクスプレスパッケージ
- 220 LINEコイン
- 約10～20分で50枚の画像を生成
コインの購入方法
１．LINEを開き、一番下に表示されているタブから「ホーム(家のアイコン)」を選択します。
２．右上の「設定」をタップし、画面をスクロールして「コイン」を選択します。
３．チャージする金額を選び、支払いをします。
支払方法は、コンビニなどで販売されているLINEのプリペイドカードか、クレジットカードか、キャリア決済か、LINEアンケートなどでゲットできるLINEポイント(3ポイント＝1コイン)にて行います。
AIトゥーンの使い方
１．LINEを開き、一番下に表示されているタブから「ホーム(家のアイコン)」を選択します。
２．自分のプロフィールアイコンをタップします。
３．「プロフィールスタジオ」をタップします。以降は以下画像の通りにタップしていきます。
４．「8～12枚の写真を選択」をタップすると、自分のスマホの写真フォルダが開きますので、自分の顔写真を8～12枚選択します。
５．生成する画像の性別を選択します
６．パッケージを選択します
７．画像が生成されると、LINEメッセージで通知されます。
注意点
AIトゥーンを使う上での注意点です。
使えるのはセルフィー(自撮り画像)のみ
AIトゥーンでの画像生成に使える画像は、自撮りの写真のみになります。
※複数人で映っていたり、全身写真、横向きなどの写真では、そもそも選択自体できないようになっています。
他人の写真で生成するのはルール違反！
他人の写真でAIトゥーンでの画像生成を行うことは、利用規約違反となります。
必ず自分の写真で作るようにしてください。
スマホ版LINEでのみ利用可能
AIトゥーンは、スマホ版LINEでのみ利用可能です。iPadなどのタブレットや、PCでは利用することができません。
【所感】LINE通話のエフェクトで使えるなら使ってもいいかも
「AIトゥーン」は、画像として生成されますので、プロフィール写真に使ったりSNSのアイコンに使うことができます。
ただ、個人的にはLINE通話のエフェクトで使えるなら顔出しせず電話できて便利かもと思いました。LINEのエフェクト機能は、LINEのビデオ通話時に自分に対して色んな加工ができる機能なのですが、以前あったキャラクターエフェクトという機能が2022年に終了してしまいました。
参考：エフェクト機能の使い方
これの代わりとして使えるなら課金してもいいかも、なんて思いました。
まとめ
今回は、LINEヤフーが公開した、自分の顔写真から自分に似たキャラクターの画像を生成することができる「AIトゥーン」について解説しました。
画像生成AIサービス「プロフィールスタジオ」には、今回紹介したAIトゥーン以外にも様々な画像生成サービスがあります。直近のものだと、12月上旬に「LINEクリスマス」という、自分の顔写真をもとにレトロな画像を生成してくれるサービスを発表するなど、LINEヤフーが画像生成AIサービスに力を入れていることが伝わってきます。
きっと今後、もっと実用的で、LINE上で活用できるようなサービスが登場するのではないかと思われます。
コメント