メルカリで他人の出品物の説明文をコピペできる機能登場!そもそも規約でNGじゃなかったの!?

技術系ニュース

フリマアプリ「メルカリ」に、他人の商品の説明文をコピーする機能が追加されました。

でも、メルカリって規約で他人の説明文をコピペするの禁止してませんでしたっけ!?

今回は、メルカリの新機能「商品の内容をコピーする」についてと、規約でNGじゃなかったの!?という件についてまとめたいと思います。

他人の説明文をコピーして出品する機能が出現!

メルカリに、他人の説明文をコピーして出品する機能が登場しました。

他の人の出品ページを見ると、商品情報の下に、「商品の内容をコピーして出品する」というボタンが追加されていました。

「商品の内容をコピーして出品する」を押すと、「商品の内容をコピーしますか?」というポップアップが表示されます。「コピーして出品画面へ」を押すと、

出品画面に遷移し、コピー元のテキストが転記されていました。

商品情報もコピーされています。

出品者情報(発送元の都道府県や発送方法)に関しては、自分の情報に置き換わっていました。

正直、めちゃくちゃ便利だけど・・・

この機能、既に出品されている商品を新たに出品したいとき、一から文章を考えるのが面倒というときに、いいかんじに説明文が書かれているやつをコピペできるのでとっても便利ではあります。

メルカリの説明文って、きちんとキーワードを盛り込んで書いておくと検索されやすくなりますし、その分いいねがつきやすく、売れやすい状態となりますからね。

でも、これって転売ヤー優遇機能なようにも思えてなりません。

そもそも規約でNGじゃなかったの?

そもそも、メルカリでは、他の出品者の説明文をコピペして使うのは規約でNGだったと記憶しています。

実際、私は他の出品者に説明文を何度もコピペされて腹が立ったので運営に通報した際には、その出品者の商品は削除され、ペナルティを受けていました。

ガイドラインが変わってる・・・!

以前のガイドラインの内容は以下のとおり。

メルカリではトラブルの原因となるため他会員の画像、文章などを無断で使用することを禁止としています。事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

引用:https://help.jp.mercari.com/

しかし、上記の記載は現在消えており、

メルカリではトラブルの原因となるため他会員の画像やメルカリ外の文章/画像などを無断で使用することを禁止としています。事務局が禁止行為に該当すると合理的な理由に基づき判断した場合は、取引キャンセル・商品削除・利用制限などの措置を取る場合があります。

「他会員の画像・文章をパクるのは禁止!」から、「他会員の画像をパクるのは禁止!」と、他会員の文章をパクることを禁ずる記載がなくなっていました。

つまり、今までは他の出品者の説明文をコピペするのを禁止していたけど、今後はなんのお咎めもなし、というように読み取れます。

トラブル発生の原因になりそう

このコピペ機能、トラブル発生の原因となりそうな気がします。

例えば、商品のサイズを出品者が間違えて記載していて、それをコピーした出品者の商品のほうが売れた場合、「商品のサイズが違う!」というクレームが入ったとします。これを運営側は誰の責任とするのでしょうか?

また、「iPhoneのアクティベーションロック解除済み」という文言をコピペしたものの、コピペした出品者はアクティベーションロックを忘れていた、なんてトラブルも起きそうです。

ハンドメイド作品であれば、一つひとつ状態も異なるでしょうから、「説明文と違う!」というトラブルが起こりかねません。

世間の声

これに対する世間の声をまとめます。

個人的には、時間をかけて買ってもらえるような文章を頑張って考えたものを、タップするだけでコピーできてしまうなんて、不快だなと思いますし、もしこの機能をつけるなら「〇〇さんの文章から引用されました」みたいな、引用元のアカウントに飛べるようになっていたらまだ良かったのになんて思いました。(つまり本機能には反対です!)

世間の声にもありますが、この機能って基本的に「労力をかけずに売れる説明文をコピペしてどんどん出品したい」って人には向いていると思うんですよね。

つまり、転売ヤーと呼ばれる人たちにとってはとても好都合な機能になるでしょう。写真だって、「現物の写真がないとアウト」という規約があるものの、他の出品者や、他のフリマサイトの画像をスクショして載せるだけでいいですもんね。

どうしちゃったんでしょう、メルカリ。ついにここまできたかってかんじですね。

せめてコピペされた回数ランキングを作ればいいと思う

せめて、コピペされた回数が多いランキングを作って、その商品は一覧で目立つように表示してくれたり、上位表示してくれれば許せるかもな、と思いました。

だって、これじゃあコピペされた側はなんの手立てもなく、ただただ悲しい気持ちになるだけじゃないですか・・・・!メルカリの販売件数に貢献しているという意味を込めて、クーポンプレゼントでもいいです。せめて、コピペされた側になんらかのメリットのある機能であってほしいです。

コピペ対策の方法は?

この機能、このまま存在し続けるのであれば、個人的にはメルカリを利用する気が失せるレベルで不快です。

ただ、メルカリを使ってせどりをしている方や、家にある不用品、引っ越しのために断捨離をしている方はメルカリが一番手っ取り早いから使いたい!ということもあると思います。

そこで、私がメルカリでせどりをしていたときに行っていたコピペ対策を以下にまとめます。

本文中に自分独自のタグを入れる

本文中に、「#chasoの出品一覧はこちら」「#chaso@断捨離中!」など、自分のアカウント名を含めたタグを散りばめておきます。こうすることで、タグをタップすると、そのタグを使っている商品が一覧で表示されますので、そこから誰が自分の説明文をコピーしているか把握することができます。

以前はこのやり方で通報できていたんですが、規約自体が変わってしまったので、気休めにしかなりませんが・・・。

本文中にランダムにスペースや記号を入れる

【例】
★嵐 2005発売 初回限定版/定価3,800円※レコーディング映像収録!!
大野智さんの アカペラ歌唱を聴くことのできる 貴重なDVD付です★

本文中にランダムにスペースや記号などを盛り込むことで、コピペされた文章が確実に自分のものであるということを確かめることができます。

こちらも、検索機能で引っかかった出品者を片っ端から通報していましたが、今後はあくまで「こいつが私の文章をコピペしてる」という把握のみで、特に対応はできないという状況となりました。ひどい。。。

画像には透かし・署名を入れる

転売ヤーは自分で画像を用意せず、他人の出品画面をスクショして出品することも少なくありません。これを防止するために、面倒ではありますが透かしを入れたり、メルカリの出品画面から文字入れをすることをおすすめします。

他人の画像を使用するのは規約的にNGですから、こちらは通報して対応してもらうことが可能です。

まとめ

今回は、フリマアプリ「メルカリ」に、他人の商品の説明文をコピーする機能が追加された件と、そもそも規約でNGじゃなかったの?という内容をまとめました。

個人的には、一時期メルカリでせどりをやっていた時期があり、そのときにめちゃくちゃコピペされて通報しまくっていたので、まさかのコピペ機能追加に驚きを隠せません・・・・・しかもちゃっかりガイドライン変わってるし~~~~・・・!!!

さすがに今回のコピペ機能は、ぶっ飛びすぎなのでは!?と思ってしまいました。新たなトラブルの原因とならなければ良いですが・・・。

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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