Windows Hello指紋認証ができない・時間がかかるときの対処法

Windows

「Windows Hello」とは、指紋認証または顔認証を使ってログイン時のパスワード入力を省略できる機能です。お使いのPCがどちらかに対応していれば、Windows Helloを使うことができます。

私の会社PCはWindows Helloに対応している(指紋認証)のですが、指紋認証が普通にパスワード入力するよりも時間がかかってかえって面倒に感じています。さらには、時折認証に失敗することも・・・。

そこで、今回はWindows Helloで指紋認証ができない・時間がかかる際の対処法について解説します。

Windows Hello指紋認証ができない原因と対策

Windows Hello指紋認証がうまくできない原因は、いくつか挙げられます。

PC温度が高い場合

PC起動直後は、PCが冷たい状態なので反応しやすいですが、負荷がかかる作業をしていたり、長時間PCを使っている場合PC温度が上昇していることがあります。そのような状況だと、Windows Hello指紋認証に失敗しやすくなるようです。

指紋の登録がうまく行えていない場合

Windows Helloの指紋認証の登録で、指紋が正しくスキャンされていないと指紋認証に失敗することがあります。この場合、再度Windows Helloの指紋スキャンをやり直したほうが良いでしょう。

指紋認証の手順は以下のページに載っていますのでご参照ください。

参考:Windows Hello(指紋認証)を設定する

手が湿っている、手汗をかいている場合

手を洗った直後だったり、手が湿っていたり、手汗をかいている場合、指紋認証に失敗しやすくなります。手を拭いてから再度試してみて下さい。

指紋認証センサーが汚れている場合

PCを長く使っていると、指紋認証センサーが汚れてきます。綿棒などで表面の細かいゴミを取り除いてから、再度指紋認証を試してみて下さい。

指紋認証センサーが壊れている

指紋認証センサー自体が壊れているという原因も考えられます。特に、外付けの指紋認証リーダーを使っている場合には、別のものと交換して正しくできるか試してみると良いでしょう。

Windows Hello指紋認証に時間がかかる原因と対策

Webページのログイン時などにも、Windows Helloを使うとパスワード入力を省くことができます。

しかし、私の環境では、指紋認証を行うと画面が固まって、パスワードが入力されるまで数十秒かかってしまい、普通にブラウザに記憶させておいたほうがスムーズです。

これについての明確な原因は不明ですが、おそらくブラウザは指紋認証を使用してパスワードを解読し、ユーザーを認証するために特定のセキュリティ機能を実行しており、指紋データの取得、暗号化、比較などの処理に時間がかかっているものと思われます。

対策:指紋認証をオフにする

指紋認証を設定し直してみたり、なるべく立ち上がっているタスクが少ない状態で実施してみたり、色々試してみたのですが、ブラウザ上でのパスワード認証は時間がどうしてもかかってしまうという結果になりました。

会社PCなので、仕事中に認証が時間かかるのはわずらわしいので、私が講じた対策としては「Windows Hello指紋認証をオフにする」です。根本的な解決になっていなくて申し訳ないのですが、良い方法が浮かびませんでした。

Windows Hello指紋認証をオフにする手順

1.まず、Windowsアイコンを押し、歯車アイコン(設定)を押します。

2.「アカウント」→「サインインオプション」の順で選択します。

3.「指紋認識(Windows Hello)」を押します。

4.「このサインインオプションを削除する」で、「削除」を押します。

これでWindows Helloの指紋認証機能がオフになります。次回のログインからパスワードを求められるようになります。

指紋認証がオフにできない場合

指紋認証がオフにできない場合(「削除」のスイッチが押せず、無効化できない場合)は、先にPINを設定しておく必要があります。

ただし、上記画像のように「このオプションは現在利用できません」となっている場合、学校や会社などの組織の要件により、Windows Helloをオフにすることができない状態です。

上記の場合は、設定>アカウント>サインインオプション の追加の設定にある「セキュリティ向上のため、このデバイスではMicrosoft アカウントにWindows Helloサインインのみを許可する(推奨)」をオフにすることで、Windows Helloを無効化できる場合があります。

こちらの方法でもオフにできない場合は、会社や学校などの組織でWindows Helloでの認証しかできないよう設定しているものと思われます。その場合は解除はできません。。。

まとめ

今回は、Windows Hello指紋認証ができない・時間がかかるときの対処法について解説しました。

個人的にはWindows HelloはWebページのパスワード入力に時間がかかるので外しておいたほうが楽に感じます。ログインとかは一瞬でできて便利なんですけどね。

組織のアカウントだと外せない場合もあるので、そうなると対処法も何もないのですが、本記事がどなたかの参考になれば幸いです。

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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