GPTストアのランキングトップ10のGPTsまとめ!使い方・使用感を解説 おすすめはこれだ!

ChatGPT

2023年1月13日現在、GPT Storeでランキングトップ10となっているGPTsについて、各アプリの概要と使い方・使用感をまとめます。

GPTストアのトップ10はこれだ!

2023年1月13日現在、GPTストアでトップ10になっているアプリは以下の10点です。

なお、GPTストアが1月10日オープンして以来、このランキングはちょこちょこ変動しているので、あくまで1/13時点のランキングについてまとめていることをご承知おきください。

では早速、トップ10のGPTsについてそれぞれ紹介していきます。また、これ以降の画面については、Google Chrome右クリック>日本語に翻訳 にて、日本語化した画面となっています。

【10位】22.500+ Best Custom GPTs

10位は、「22.500+ Best Custom GPTs」です。

アプリの概要

公開されているすべてのGPTsアプリを検索するためのアプリ。

私の環境では、検索エラーとなってしまって現在実証できないのですが、本来であればGPTストアに公開されているGPTsの中から、目的に応じてGPTsを検索してくれるアプリとなっています。

  • 「犬の画像を生成するGPTsのうち、おすすめを3つ紹介して」
  • 「SEO対策について教えてくれるGPTsをおしえて」

等、目的に応じてプロンプトを投げると、検索結果をアプリが返してくれるというものです。

【9位】ScholarAI

9位は、「ScholarAI」です。

アプリの概要

学術論文をもとに、テキスト・図・表などを分析してくれるアプリ

【8位】DesignerGPT

8位は、「DesignerGPT」です。

アプリの概要

美しいWebサイトをChatGPT上で作ることのできるアプリ

試しに、「パン屋さんのウェブページをデザインして」とプロンプトを投げると、HTMLが返ってきました。

これをHTMLタグのシミュレーションができるこちらのサイトにて、表示させてみると、以下のようなWebページが表示されました。

【7位】WebPilot

7位は、「WebPilot」です。

アプリの概要

Webページの情報を参照することができ、ページの検索・要約などが可能

【5位】Logo Creator

5位は、「Logo Creator」です。

アプリの概要

ロゴやアプリアイコンの作成を行うアプリ

「アイスクリームをテーマにしたアイコンを作って」などと指示すると、プロンプトに応じてロゴやイラストを生成してくれるアプリです。

【5位】AskYourPDF Research Assistant

6位は、「AskYourPDF Research Assistant」です。

アプリの概要

データの収集、PDFの読み込み、引用を含む記事の生成、論文の参考文献の分析と生成

「ChatPDF」というのは、アップロードしたPDFファイル内の論文の内容を読み込んで把握し、ユーザーからその論文についての質問を受けた際にチャット形式で受け答えしてくれるツールのことです。

AskYourPDFへのサインインが必要

本アプリを使うには、「AskYourPDF」へのサインインが必要です。

「Sign in with pro.askyourpdf.com」を押すと、以下の画面に遷移します。

本アプリは、「AskYourPDF Pro」を使用しており、プロ版の使用にはアカウントの作成が必要です。もし、ChatGPTにPDFの要約をさせたいだけであれば、プラグインに「AskYourPDF」がありますので、そちらをお使いいただくことをおすすめします。

AskYourPDFのプラグラインのインストール方法は、こちらの記事にて詳しく解説されていましたのでご参照ください。

【4位】Canva

4位は、「Canva」です。

アプリの概要

SNS投稿用の画像、プレゼンテーション等のテンプレートの提供

本アプリを使用する際、Canvaプラグインとの接続を許可する必要があります。こちらは特にアカウント登録などは必要なく、「許可する」を押すことでデザイン作成に進みます。

「インスタ投稿用の夕日の画像をください」とプロンプトを投げると、応答文がちょっとバグってますが、Canvaに存在する複数のテンプレートのなかから以下のような画像を返してくれました。

「Canva」は、Canvaプラグインとほぼ同じ機能ですので、今のところはプラグインを入れて使用したほうが安定して利用できるかと思います。

また、注意点としては、本アプリはプロンプトに応じてデザインを一から作っているのではなく、Canvaに存在するテンプレートのなかから、プロンプト内容に応じたデザインを出しています。オリジナルの画像を作っているわけではありません。

Canvaプラグインの使い方については、以下記事にて詳しく解説しています。

【3位】Grimoire

3位は、「Grimoire」です。

アプリの概要

コーディングのアシスト、Webサイト作成など

コーディング、Webサイト作成、その他色々作成してくれるアプリっぽいんですが、説明を読んでもよく分からなかったので実際にプロンプトを投げてみます。

コーディングのアシスト

まずはコーディングに関して質問してみます。

すると、コーディングのみでなく、コーディングに必要な準備から回答してくれました。Pythonコードに関しては、実際のタブの要素名に変更してあげれば動きそうなかんじです。

Webサイトの作成

次に、Webサイト作成をしてもらいます。8位の「DesignerGPT」と同じく、「パン屋さんのWebサイトを作って」とプロンプトを投げました。

HTMLソース、CSS、JavaScriptがそれぞれダウンロードリンクとして帰ってきました。ダウンロードした「bakery_website.html」を開くと、以下のように表示されました。

【2位】Ai PDF

2位は、「Ai PDF」です。

アプリの概要

PDFファイルの検索・要約

PDFを要約させるには、PDFのURLをプロンプトで投げる必要があります。要約させたページは財務省が発行している「これからの日本のために財政を考える」というPDFです。

【1位】Consensus

1位は、「Consensus」です。こちらはGPTストアオープン初日からずっと1位をキープしています。

アプリの概要

論文検索・論文を引用した要約・序文の作成

発行されたConsensusのURLを開くと、参照した論文と、その要約が表示されます。

Consensusは、AI論文検索サービスです。学術論文から内容を抽出し、AIを使用して要約するする検索エンジンです。

筆者のおすすめもこれ!

Consensusは、学術論文からの引用のため、内容の正確性も担保されており、多数の論文のなかから目的に応じた内容を拾ってくることができるということで、多くのユーザーに使用されています。

筆者としても、コンセンサスが一番おすすめです。不具合が多発しているGPTストアのアプリ内でも、(ソースコード生成や画像生成系に比べて)比較的ちゃんと動くのも高ポイント。

【注】1/13現在、GPTsに不具合が多発している

2023年1月13日現在、GPTsに不具合が多発しており、応答が止まってしまったり、エラーが発生したりしています。

  • 応答のエラー1(結果を取得できませんでした、等)
  • 応答のエラー2(応答文が生成されない)

オープン当日の1月10日には、アクセス集中によりChatGPT自体ダウンしてしまいました。現在もなお、GPTsは不安定な動きをしているので、しばらくはエラーが多発している状態は続くと予想されます。

まとめ

今回は、2023年1月13日現在、GPT Storeでランキングトップ10となっているGPTsについて、各アプリの概要と使い方・使用感をまとめました。

Webサイトを簡単に作成できたり、PDFの要約、論文を要約できたりと、便利なGPTsが多く存在していることが分かりました。それと同時に、まだまだGPTs自体の動きが不安定で、不具合が多いため、まともに動かせないアプリもあり、早く改善されてほしいところです。

GPTストアに存在するGPTsについて、便利そうなものがあればまた紹介したいと思います。

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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