Power Automate Desktop「ループ条件」の使い方【PAD】

Power Automate Desktop

Power Automate Desktop(PAD)の「ループ条件」の使い方について解説します。

はじめに

PADの「ループ条件」は、指定された条件が真である限り、そのブロックを繰り返し処理するという部品です。

「ループ条件」は、「Loop」と「For each」(繰り返し処理)の中に追加することができます。このいずれかをフローに追加しておく必要があります。

それぞれの使い方は、以下記事をご参照ください。

PADの「ループ条件」の使い方

PADの繰り返し処理内に、「ループを抜ける」アクションを追加します。

追加するアクション

ループ条件

「最初のオペランド」と「2番目のオペランド」を指定した演算子で比較して、条件に当てはまる場合のみ「ループ条件」の中の処理が実行されます。

演算子には以下が存在します。

  • 等しい(=)
  • 等しくない(<>)
  • より大きい(>)
  • より小さい(<)
  • 以上である(≧)
  • 以下である(≦)

無限ループにならないよう注意

「1=1」のような、絶対に条件が真になる内容にしてしまうと、無限ループになってしまいます。

少なくとも片方のオペランドには値が変化する変数を指定して、無限ループが発生しないよう注意してください。

「ループ条件」を使った例

以下は「ループ条件」を使ったサンプルフローです。

ループの外で作成された Counter という変数と、ループカウンタである LoopIndex の値が等しい場合のみ、「ループ条件」内の処理が実行されます。

(ぶっちゃけ、同じことを If を使っても実現できますが・・・)

まとめ

今回は、Power Automate Desktop(PAD)の「ループ条件」の使い方について解説しました。

当ブログでは、Power Automate、Power Automate Desktopに関する記事を他にも投稿しています。もし、「このようなことが知りたい」「こんなフローの作り方が知りたい」等ございましたら、問い合わせやコメントからお気軽にご連絡ください。

参考:power Automate ループ条件

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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