PADで右(末尾)から文字列を抽出する方法【Power Automate Desktop】

Power Automate Desktop

Power Automate Desktopで、右(末尾)から文字列を取得する方法について解説します。

なお、本記事で抽出対象とするテキストは

東京都大田区羽田空港1-1-4

とします。

変数名は %Text% です。以降の説明でもこちらの変数を使用します。

末尾から文字列を取り出す場合

末尾の文字列を取り出す場合の方法です。たとえば、

東京都大田区羽田空港1-1-4

から、末尾5文字を抽出する場合を考えます。

「サブテキストの取得」アクションを追加

「サブテキストの取得」アクションを追加します。

  • 元のテキスト:抽出元となるテキスト (今回は %Text%)
  • 文字の位置:%抽出元テキスト変数.Length – 抽出文字数% (今回は %Text.Length – 5%)
  • 長さ:テキストの末尾

上記の設定で、テキストの末尾から5文字分が取得できます。

途中の文字列を右から取り出す場合

文字列の途中からの抽出を、右から取り出して行う場合です。たとえば、

東京都大田区羽田空港1-1-4

から、「羽田空港」のみを抽出する場合を考えます。

「サブテキストの取得」アクションを追加

「サブテキストの取得」アクションを追加します。

  • 元のテキスト:抽出元となるテキスト (今回は %Text%)
  • 文字の位置:%Text.Length – 9%
  • 長さ:文字数
  • 文字数:4

上記の設定で、「羽田空港」のみを取得できます。

まとめ

Power Automate Desktopで、右(末尾)から文字列を取得する方法について解説しました。

末尾の文字列を取りたい場合は抽出する文字数を、

途中から文字列を取りたい場合は開始位置・文字数を指定する必要があることが分かりました。

ただ、PADで正式に右から文字列を取るExcelのRIGHT関数的なものはなく、今回使用した「サブテキストの取得」は左から文字列を見ています。

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chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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