【体験談】35歳夫が未経験でデータサイエンティストになったので妻視点で語る

転職活動

※本記事はアフィリエイト広告を利用しています

こんにちは。chasoです。先月、夫のprtnがデータサイエンティストとして採用が決まりました。そこで、今回は35歳夫が未経験でデータサイエンティストに合格するまでの記録をまとめたいと思います。

「本人が書けばいいじゃないか!」という声が聞こえてくる気がしますが、書こうとは思っているけどなかなか忙しいとのこと(書く気がない??)。ただ、転職活動の苦労って、時間が経つと忘れてしまったり、どうしても温度感が伝わりづらかったりすると思うんです。

私は転職活動をした当人ではありませんが、過去に転職経験があるので色々とアドバイスや手助けはしていました。なので、割とリアルな内容をお伝えできるかと思います。

夫のプロフィール・経歴・性格

以下は夫の簡単なプロフィールと経歴です。

  • 情報系大学卒
  • 新卒で入社、転職経験なし
  • 直近2-3年でデータサイエンスの仕事をし、転職を決意
  • 真面目で保守的、ややキャ、アピール下手(転職活動とか苦手そう)

主人は、常日頃から「会社爆発しないかな。」「あー仕事行きたくない!」と、とにかく会社に対してマイナスなイメージを抱いていました。その一方で、真面目な性格で仕事も割と出来るため、上司から無茶振りされてストレスも感じていました。

客観的に見れば、環境を変えればもっと輝ける人間なんだろうな、という感じはありました。

・・・が、保守的な性格から、実際に行動に移ることができませんでした。

転職活動の流れ

転職活動の主な流れとしては、以下の3ステップです。

  1. 転職エージェントに登録する
  2. 実際に面接を受けてみて流れをつかむ
  3. 「転職の軸」は崩さず、焦らずにやる

【STEP1】転職エージェントに登録する

会社はやめたいけど何したらいいか分からない、という状態だったので、「転職エージェントに登録してみたら?」と声をかけてみました。

「転職エージェント」というのは、登録すると転職に関するサポートをしてくれるサービスのことです。私自身、過去に転職活動をした際にはエージェントを利用していました。

転職エージェントって何が良いの?

大学生の就職活動に使われる「リクナビ」などの就職サイトは、掲載されている求人情報の中から自分で選んで面接のアポを取ります。しかし、転職エージェントでは、「エージェント」というアドバイザーが、その人のスキルや人物像などをもとにおすすめの求人を紹介したり、相談に乗ったりしてくれます。

エージェントを介して企業とやりとりすることで、

  • スケジュール調整をしてくれる
  • 内定辞退など、直接言いにくいやり取りをしてくれる
  • プロの目線でアドバイスをもらえる
  • エージェントを介すことで、不当な内定取り消しなどのトラブルを防げる

などのメリットがあります。

おすすめの転職エージェント

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私が転職活動時に使っていたのはリクルートエージェントです。コロナ前だったので対面でのやり取りでしたが、東京駅からすぐだったので仕事帰りにも寄りやすかったです(館内が高級感がありなんとなくテンションも上がる)。ベテランのアドバイザーが多い印象で、豊富な経験をもとにアドバイスをしてくれるのが頼もしいです。

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今回、夫が使っていたのがdodaです。コロナ後だったのでオンラインでのやり取りでした。そこまでべったりサポートする感じではなく、要所要所でサポートしてくれる印象です。

【STEP2】実際に面接を受けてみて流れをつかむ

転職エージェントに登録してからは、割とスムーズに進んでいるようでした。書類選考で通過した企業は、5~6割程度。

面接に進んだ1社目は、夫が強く志望している企業でした。はじめての転職活動。大学生ぶりの面接。オンライン面接だったので私は傍で聞いていましたが、まさに「頭が真っ白」状態のようでした。最後に面接官から「何か質問はありますか?」と聞かれ、間髪入れずに

  ありません!!!  

と回答し、見事に撃沈していました。

ただ、何社か面接をしているうちに少しずつ慣れてきたようで、大体の流れも掴めてきました。とにかくまずは、面接をしてみる。一歩動くことが大事だなと思いました。

【STEP3】「転職の軸」は崩さず、焦らずにやる

夫は、開始当初はなんとなく企業を選んで、毎回適当に志望理由を作って面接に挑んでいました。ただ、毎回志望理由を一から考えるのはとても労力を使います。

そのような場合は、「転職の軸」を考えると良いです。正直、転職したい理由なんて「給料を上げたいから」「今の会社が嫌だから」みたいな理由ですよね?「御社の〇〇に惹かれました!」なんてのはあまりないと思います。

それでもいいと思います。ただ、「今の会社が嫌」なのであれば、何が嫌なのかを掘り下げてみます。やりたいことが出来ない→じゃあ何がやりたいのか?→もっと幅広いデータを活用できる環境でデータサイエンスの仕事がしたい、といったかんじです。

「もっと幅広いデータを活用できる環境でデータサイエンスの仕事がしたい」が転職の軸となり、志望理由としても「御社なら、幅広いデータを使ってデータ活用の可能性を見出したい」といった具体性のある内容となります。

ChatGPTをアシスタント的に使うと便利

ChatGPTを企業研究や志望動機作成時に利用しました。

ChatGPTの学習データは最新でないのと、必ずしも正確な情報を得られないという欠点はあるものの、文章の添削や大枠の作成には役立つツールです。

詳しくは以下の記事にて解説しています。

転職活動にあたり勉強したこと

夫が未経験でデータサイエンティストを志望するにあたり、勉強したことは特にありませんでした。

面接では「現在、何か勉強していることはありますか?」とたびたび質問されていましたが、その際は仕事で使っているツールやプログラミング言語について答えているようでした。夫の会社ではIoT化が進んでおらず、夫が色々と調べながら進めている状況なので、きっと仕事を通して現場で十分使えるスキルが自然と身についていったのだと思います。

もし、全くの未経験でデータサイエンティスト職を志望するのであれば、統計学・機械学習の勉強が必要になります。また、IT系の職種でない場合はプログラミングもマスターしておきたいところです。

勉強しておくとよいこと

全くの未経験からデータサイエンティストを目指す場合は、統計学・機械学習の勉強が必要となります。

統計学

統計学は必須の分野です。こちらは現在データサイエンティストとして働いている弟にもアドバイスを貰いましたが、「統計検定2級程度の知識があると良い」とのことでした。

参考書+問題集でインプットとアウトプットを行いながら理解度を上げていくのがおすすめです。

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機械学習

機械学習に関しては、現在エンジニアの方でもあまり得意ではないという方も多いかと思います。なので、いきなり参考書を手にするのではなく、入門者向けコンテンツから学んでいくのが良いです。

Udemy

Udemyは、数多くの講座があるオンライン学習サービスです。安いものなら3,000円くらいから購入することができます。一度購入したら視聴期限はなく、何度でも見れますので、通勤中や寝る前など隙間時間を活用できるのも魅力です。

プログラミング

エンジニア未経験の方は、プログラミング学習が必要となります。データサイエンティスト職としては「Python」「R言語」の需要が高いですので、いずれかを学習すると良いでしょう。

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先ほど紹介したUdemyでもPythonやR言語の講座は多く存在していますし、入門者向けの参考書も出ているので、まずは無理なく学べそうな教材から始めてみることをおすすめします。

プログラミングスクール

「プログラミングを全くやったことがない!」「文系出身で、苦手意識がある」という方は、プロの指導やサポートが受けられるプログラミングスクールもおすすめです。スクールのなかには無料体験を行っているところもあり、大手であればしつこい勧誘も少ないので、無料体験だけ受けてみるのも良いと思います。

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分かったこと・気を付けたいこと

データサイエンティスト職として求人が出ている企業は少ない

今回、求人を見ていて思ったのが、データサイエンティスト職として求人を出している企業は少ないということです。また、「データサイエンティスト」として求人を出している企業は、大手がほとんどでした。

夫の会社の例でも分かるように、中小企業ではデータサイエンティストというポジションが確立している訳ではなく、なんとなく社内でやってみている状況なのだと思います。逆にいうと、大企業にこだわらないのであれば、データサイエンスの仕事をできる場は目に見えている以上に多く存在しているといえます。

フリーワードで「データサイエンス」「データ分析」などと検索してみると希望の求人を見つけられるかもしれません。

多少のスキルがあれば30代未経験でも転職可能

夫の転職活動を見ていて思ったのは、30代未経験でもそこまで高度なスキルは求められていないということです。なかには「スキルが足りない」と言われた企業も1社ほどありましたが、それ以外の企業ではそこまで踏み込んだ質問はありませんでした。ただ、

  • データ分析・活用に関して勉強していること
  • どんなツールを使ったことがあるか
  • 現職でデータ分析・活用を行い実現したこと、成果

この3点については、ほぼ確実に質問されていました。ここで重要なのは、「未経験だけど多少のスキルはある」ということです。実際にデータサイエンス業務に携わり、その勝手を分かっている状態だと、採用側としても現場に配属されたときのイメージがしやすいのではないかと思います。

まとめ

今回は、35歳夫が未経験で大企業のデータサイエンティストに合格するまでの記録をまとめました。会社やめたい、と常々言っている夫ですが、実際に行動に移せたのはとても驚きでした。同じ場所に長く勤めていると、新しい環境に飛び込むことにかなり労力が要ると思うんです。でも、新たな一歩を踏み出せて、希望の職に就くことができて良かった!

転職したいと考えている方は、まずは転職エージェントに登録して、担当の方と話してみるだけでも視野が開けてくるかと思います。完全無料ですので、現在の自分の市場価値や、業界の動向を知るだけでも良いので是非活用してみてください。

夫のように、未経験でデータサイエンティストを志望されている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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