Power Automate Desktopで月だけ取る方法(日付の一部のみ抽出)【PAD】

Power Automate Desktop

Power Automate Desktop(PAD)で「月だけ」「日だけ」のように、日付の一部を取得する方法について解説します。

日付の一部分だけ取得する方法

PADで日付の一部分だけを取得するには、「datetimeをテキストに変換」アクションを使います。

使用するアクション

datetimeをテキストに変換

「使用する形式」を「カスタム」に変更し、「カスタム形式」に取り出したい部分のフォーマットを設定します(フォーマット一覧は後述しています)。

フローは以下のようになります。

上記のフローを実行すると、以下のような結果になります。2行目で日付を変換し、FormattedDateTime変数に2024が格納されます。

例:月だけ取得する

0埋めする場合

「01」のように、0埋めで取得したい場合は「MM」と入力します。

実行結果は、01の部分が取得されています。

0埋めしない場合

「1」のように、0を付けない場合は「MMM」と入力します。

実行結果は、1となります。

※「M」だけ入力すると「1/26」のように日付も取れてしまいました。

これ、私も知りませんでした・・・てっきり「M」で指定すると思っていたのでびっくり。

PAD内では常識だったりします!?!?

部分取得したうえで、「〇月」のように形式を変更したい場合

日付を部分的に取得したうえで、「〇月」のように形式を変更したい場合は、「datetimeをテキストに変換」アクションの「カスタム形式」に以下のように設定します。

これで、部分的に日付を取得したうえで、好みのフォーマットに変更ができました。

日付のフォーマット一覧

日付のフォーマット一覧表を以下に載せておきます。目的に応じて、「カスタム形式」の箇所に以下を設定してください。

書式指定子説明
yyyy年 (4 桁の数値)。
yy年 (2桁の数値)。
M月 (1 – 12)。
MM月 (01 – 12)。
d月の日にち (1 – 31)。
dd月の日にち (01 – 31)。
ddd曜日の省略名(月、火)
dddd曜日の完全名(月曜日、火曜日)
h12 時間形式の時間 (1 ~ 12)。
hh12 時間形式の時間 (01 ~ 12)。
H24 時間形式の時間 (0 ~ 23)。
HH24 時間形式の時間 (00 ~ 23)。
m分 (0 – 59)。
mm分 (00 – 59)。
s秒 (0 – 59)。
ss秒 (00 – 59)。
/日付の区切り記号。
:時刻の区切り記号。

まとめ

今回は、Power Automate Desktop(PAD)で「月だけ」「日だけ」のように、日付の一部を取得する方法について解説しました。

当ブログでは、Power Automate、Power Automate Desktopに関する記事を他にも投稿しています。もし、「このようなことが知りたい」「こんなフローの作り方が知りたい」等ございましたら、問い合わせやコメントからお気軽にご連絡ください。

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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