Power Automate Desktopで数値をDatetime(日付型)に変換する方法【PAD】

Power Automate Desktop

Power Automate Desktop(PAD)で数値をDatetime(日付型)に変換する方法について解説します。

数値をDatetimeにする目的は?

CSVファイルやExcelデータなどで、数値が”20240215″のような数値として入っていることがあります。このままでは、日付の比較や計算ができないため、Datetime型に変換します。

今回の例では、”yyyyMMdd”の形になっているデータを変換します。202421のような、0埋めされていない形のデータは変換できません。

数値をDatetimeにする方法

数値をDatetimeにする方法について手順を解説します。

変換元となる数値を用意しておきます。

追加するアクション

変数の設定

数値を年・月・日に区切る

数値を年・月・日に区切ります。

追加するアクション

サブテキストの取得

  • 元のテキスト:%NewVar% (Datetime型に変換したい数値)
  • 文字の位置:0
  • 文字数:4

「生成された変数」は、デフォルトではSubTextとなっていますが、後から分かりやすくするために Year に変更しておきます。

  • 元のテキスト:%NewVar% (Datetime型に変換したい数値)
  • 文字の位置:4
  • 文字数:2

「生成された変数」は、デフォルトではSubTextとなっていますが、後から分かりやすくするために Month に変更しておきます。

  • 元のテキスト:%NewVar% (Datetime型に変換したい数値)
  • 文字の位置:6
  • 文字数:2

「生成された変数」は、デフォルトではSubTextとなっていますが、後から分かりやすくするために Day に変更しておきます。

年・月・日を合わせてDatetimeにする

年・月・日に区切ったそれぞれは、テキスト型の変数となっています。これらを組み合わせてDatetimeに変換します。

追加するアクション

テキストをDatetimeに変換

%Year% / %Month% / %Day%

“/”で年・月・日を連結させると、”2024/02/15″となります。これをdatetimeに変換します。

実行結果

このフローを実行すると、数値がDatetime型の変数に変換されます。

まとめ

今回は、Power Automate Desktop(PAD)で数値をDatetime(日付型)に変換する方法について解説しました。

当ブログでは、Power Automate、Power Automate Desktopに関する記事を他にも投稿しています。もし、「このようなことが知りたい」「こんなフローの作り方が知りたい」等ございましたら、問い合わせやコメントからお気軽にご連絡ください。

chaso

文系出身、数字が苦手な平凡主婦。塾講師、大手企業SE、不動産事務、Webライター、QAエンジニアを経て現在RPAエンジニアとして働いています。機械音痴だけど効率化や自動化をこよなく愛しています!お仕事の依頼・ご相談は問い合わせよりお願いいたします♪

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